~前回までの出し物のおさらい その弐~

2008年12月24日(水)

クリスマスをぶっとばせ!
柏 Studio WUU にて

ほかの出演者
Laracoさん、豊臣ネットワークさん

ゆっぺ&とし:黒子
やまさん:きんぴかジャケット&帽子、バズーカ


1.ごあいさつ(高田渉)

2.新しい日(やまさん)

3.オレンジ (とし(ハルカ))

4.コブのないラクダ(ザ・フォーク・クルセダーズ)

5.12月の歌 (まるで六文銭のように)

6.ある日 (ゆっぺ)

7.げんしばくだんの歌(六文銭)
バズーカ発射

「ライブがおわっておもったこと」やまさきたかし


12月24日。
今日は何の日?フッフー♪
などと歌う必要もないほど、クリスマスイブな日。
恋人たちの愛を深める日。

そんな日に、ライブに行こうなんて考える人は、やっぱり少ない。
ライブハウス側としても厳しい日のようで、半ば押し付けられたかのように(笑)
今回のあじゃらかもくれん初企画ライブは決まりました。


でもぼくは普段からクリスマスを祝わないので、最初は乗り気ではなかったのですが、
ライブハウスのとある方のアイディアで、「クリスマスをぶっとばせ!!」
というイベント名になり、じゃ、やってみようか、ということになったのです。

ぶっとばす真の理由は、後に明らかになったのですけれど(笑)


あじゃらかもくれんでのワンマンライブはまだまだ厳しいので、
まずは、ゲスト出演者決めから。


まず思い浮かんだのが、僕がソロで初出演を果たしたライブハウス
渋谷アピアのオーディションで知り合ったまつけん君でした。
彼のニヒルなギャグセンスは、クリスマスをぶっとばすのに、最適ではないかと。
思ったわけです。
残念ながらユニット/バンドの都合は合わなかったのですが、
ソロ「豊臣ネットワーク」で出てくれるということに。

が、しかしそこで、WUUマスターの阿部さんに、
最低一組は女性アーティストを含めるように、という要望を頂きました。
確かに、男ばっかりのクリスマスイブも、ぶっとばすのには
サイコーかもしれませんが、ちょっとね(笑)

聞いた当初は、そんなのちょろいぜ、とか思っていました。

が、その数日後、自分の女友達の少なさに愕然とするのでした。

数少ない女性のアーティストにふられ、
半ば呆然とした日々を過ごしていたところ、
結局マスター阿部さんが探して下さり、
決まったのがLaracoさんでした。


ですが、その間、アジャラカモクレンとしても、
ライブの準備は進められていました。

曲を自分のものにするためにやはり一ヶ月は必要、ということで、
企画ライブ決定後、早々にセットリストを決め、
週一ペースでスタジオで練習していました。

僕が練習にギターを忘れてベースしか持っていかなかったり、
多少試行錯誤というか、迷走したのですが、しだいに
なんとなく形が定まっていくのでした。


で、迎えた当日。
まずは、会場の飾り付け。

全体的には小学校の時のクラスパーティーのような感じにしようというコンセプトのもと、
折り紙チェーンで飾り付けを行いました。

でもみんな久々にチェーン作りをしたので、
いきなりユッペは輪っかだけを何個も作り始めてしまったり、
僕は僕で二股のチェーンを2、3本作ってしまったり、爆笑しながらの作成となりました。

また、クリスマスをぶっとばさなければいけないので、
会場のクリスマスグッズを”差し押さえ”るために、
使用禁止ステッカーのようなものも作成しました。

それも、WUUにあるものだけではなく、わざわざ
100円ショップでクリスマスグッズを何個も買い込んで、
それを各テーブルに置き、それにさらに使用禁止
ステッカーを貼る、というめんどくさいことまでしました(笑)

あとは、のび太のママが「アジャラカモクレン!!」と
叫んでいるポスターを作成して、それをペタペタ会場に貼りました。


時間的にギリギリになってしまったので、かなり焦りましたが、
結果的には、クリスマスをぶっとばす、
まずまずイメージ通りの会場設営ができたのではないかと思います。

しかし、準備で精神的にも肉体的にも体力をかなり
消耗してしまった感は否めません(苦笑)


まず、1人目のゲスト豊臣ネットワークさんは、
ニヒルなギャグセンスの個性的な楽曲の数々で、
見事にクリスマスをぶっとばしてくれました。特に「クリヌマス」はサイコーでした。

2人目のゲストLaracoさんは、オーソドックスなピアノ弾き語りで、
イブの夜にふさわしい歌を披露して頂きました。
クリスマスを本当は祝いたかった(笑)お客さんも、満足して下さったことでしょう。


で、僕たちのレポです。

当日の衣装は、元々このユニットは、ユッペとトシくんにしてみると、
僕のことをサポートしよう、という思惑で参加してくれたらしいので、
今回は黒子役に徹しよう、ということで、文字通り黒子の衣装(笑)

で、僕の方は、その思いに応えるために、きらめく幹事さんという感じの、
キラキラスーツ&山高帽、という出で立ちでした。


次からはレポっていうか反省です(笑)

まず、入場なんですが、自分ではかなりコミカルに入場したつもりだったのですが、
案外普通にテクテク歩いている感じでした。
もっとやりすぎなほどアクションした方が、ちょうど良いようです。

あと思ったのは、チューニングがやはりちと甘かったかな?と。
ライブなので個人的にはそれほどチューニングに時間をとりたくないのですが、
もうちょい頑張ってもよかったかな、と思いました。

でも全体的に言えるのは、いっぱいいっぱいで余裕が全くなかったです。
僕だけかもしれないけど。
だから、曲の途中で早くなってしまったり、
メンバーのMCで言ったことを普通にスルーしてしまったり(笑)
絶対的な練習量がまだまだ足りませんね。
といっても練習をサボっていたわけではないんですけど。
最大限の努力は払ったつもりですが、どんな赤ちゃんも
1日で大人にはなれないように、これには時間が必要かもしれません。


あと、最後がグダグダだった(笑)

最後の曲「ゲンシバクダンの歌」の最後の最後で「ドカーン」というセリフに合わせて、
僕がゴールデンバズーカクラッカーを。
お客さんはあらかじめ配っておいたクラッカーを、一斉に鳴らして、
クリスマスをぶっとばしてもらいました。

それはそれで上手くいったのでしたが、
そのまま曲が尻スボミな感じで終わってしまうので、
なんかいまいちシャキッとしない終わり方になってしまいました。

バズーカをパゥ!とならした後に、ジャカジャカジャカジャジャジャじゃーん!
とか、終わりっぽい演奏を加えた方が良かったかもしれません。

また、退場曲を流してもらうタイミングも説明不足でした。
僕はクラッカーの後そのまま退場曲、と思っていたので、
MCを全く考えておらず、上手くまとめられませんでした。
あと「盆回り」は退場曲としてはあまりふさわしくなかったか(笑)
なんか、終わりっていう感じはしなかった。


でもまぁ色々反省点はありますが、どちらにしても、
これまでの練習をあわせた、今までの演奏の中では、
ベストだったのではないかと思います。

これからも、より良い演奏を目指して、日々精進してゆく所存でございます。

最後に、
いろいろナイスなアイディアを出してくれたメンバー、
素敵なおつまみを用意して下さったStudio WUUの関係者の方々、
素晴らしい演奏をして下さった共演者の方々、
来て下さったお客さま、
そして最後までこのレポを読んで下さったそこのあなた、
どうもありがとうございました!!


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